国際ラリー International Rally」カテゴリーアーカイブ

2017 インターナショナルラリー in エストニア

2017 International Rally in Estonia

WIMAではインターナショナルラリーと称するミーティングが年に1回開催され、世界中のメンバーが集まって親睦を深めます。
今年は、エストニアのヤネダという村でインターナショナルラリーが行われました。

会場に到着すると、エストニア支部のメンバーが歓迎してくれました。
初対面の海外メンバーとの初めての会話はとても緊張しましたが、これから各国支部のメンバーと交流できると思うと、とてもわくわくしました。
しばらくすると日本支部のメンバーが続々とやってきました。慣れない海外で顔なじみの日本支部メンバーと会えると、やはりほっとします。

1日目は、この日に到着するメンバーもいるため、フリーデーとなっていました。
この日は雨で、ツーリングに出かけたメンバーもいますが、屋内で開催されたゲームに参加したメンバーも多くいました。
各国支部のメンバー混合でチームを組み、いくつかのゲームに挑戦しました。
日本支部メンバーが入ったチームがゲームで優勝して、サングラスをゲットしました!このサングラスは翌日のタリン散策で、日差しから目を守るために活躍しました。
その夜はウェルカムパーティーが行われ、エストニアの料理やフォークダンスを楽しみました。
ラリー期間中は、毎晩ダンスやバンド演奏が企画されていて、夜遅くまで踊ったりお喋りしたりして過ごすことができました。

2日目は希望者向けにタリンへのガイド付きバスツアーが組まれました。
タリン歴史地区は世界遺産にも指定されており、赤い屋根と白い壁が青い空に映えて、とても美しい街でした。
バスツアーに参加しなかったメンバーは、ロシアとの国境の町ナルヴァへのツーリングを楽しんでいたようです。
このように、ラリー中はいろいろなプログラムが開催されますが参加は自由で、自分の好きなように過ごすことができます。

3日目には、トレジャーハンティングクイズが行われました。
クイズが書かれた用紙が配布され、各自バイクでチェックポイントを巡ってクイズの答えを探し出し、その正解数を競うイベントでした。
各国支部のメンバーと協力してクイズの答えを確かめたりして、打ち解ける良いきっかけとなりました。

夜にはエストニアの一般の女性ライダーを迎えて、様々な国での交通バイク事情についてのセミナーがありました。
日本支部の代表が、日本のバイクを取り巻く環境やライディングウェア、プロテクターについての発表をしました。
他には米国、英国、エストニアのメンバーが発表を行いました。最も驚いたのは、アルコールを少量摂取しても運転して良い国(州)があるということです。また、米国では州ごとに法律が異なり、旅行者にはとても複雑だと感じました。
その後は参加者との交流会が行われ、筆者は同年代の女性ライダー2人と知り合い、お互いの国について、そしてバイクについての話をたくさんしました。

4日目はフリーデーで、ハンドクラフトショップでエストニアのニットを買ったり、近場をツーリングしたりとのんびり過ごしました。
また、BMW の協力により、無料のライディングトレーニングや試乗会も開催されました。

5日目は、このラリーのメインイベントとも言えるであろう、パレードが行われました。
ラクヴェレ城まで、約50kmの道のりを14カ国から集まった196名のメンバーが隊列を組んで走る光景は、壮観でした。
町を通ると住民の方々が手を振って笑顔で歓迎してくれ、とても感動しました。
その夜は、とうとうお別れの時間。フェアウェルパーティーでは、互いに感謝を伝えたり、別れを惜しんだりしていました。
また、今回の素晴らしいラリーを作り上げてくれたエストニア支部のメンバーにも、皆が感謝を伝えました。

筆者は今回インターナショナルラリーへの参加は初めてでしたが、とても楽しくて離れがたい、素敵な時間でした。
行く前は、言語の壁・文化の違いなどから、うまくコミュニケーションがとれるかどうかを心配していました。
しかし、実際に他の支部のメンバーと会ってみると、それらの心配はお互い様で、こちらが笑顔で話しかければ相手も笑顔になり、WIMAの合言葉である「バイクと笑顔は世界共通語」を実感することができました。

また、今回、筆者は参加しなかったのですが、ラリー開催前に、エストニア支部の企画によりエストニア南部のキフヌ島へ行くツアーがありました。
世界無形遺産に登録されているこの島では、オートバイが女性の移動手段として昔から活用されています。
島の男性はほぼ1年中漁に出ていて、島での生活はすべて女性により営まれてきたそうです。
使用されているオートバイは、すべてソ連時代のもので、サイドカーや木箱がついています。この箱には荷物はもちろん、子供達も乗っています。
島内では、例外的にヘルメット着用義務がなく、制限速度も設けられておらず、スピードが速すぎる人がいれば、声を掛けて注意し合うのだとか。
オートバイが生活に溶け込んだ素敵な島だったそうです。

来年のラリーは、フィンランドで開催されます。

2016 インターナショナルラリー in ハンガリー

2016 International Rally in Hungary

今年のインターナショナルラリーはハンガリーで開催

WIMAではインターナショナルラリーと称するミーティングが年に1回開催され、世界中のメンバーが集まって親睦を深めます。今年は7月に、ハンガリーのエステルゴムというドナウ川が流れる町でラリーが開催されました。この町のキャンプ場が今回の会場です。テントの他にもバンガローなどがあり、日本支部のメンバー7名はバンガローとコテージに宿泊しました。

ブーツビールで乾杯!

早朝に飛行機でハンガリーに到着後、そのままバイクのレンタル店へ行き、バイクで会場に直行しました。会場にはすでに多くのメンバーが到着していて、再会を喜んでいる間にスイスの友人が生ビールを運んできてくれました。猛暑の中を走ってきた私たちは、荷物を降ろすことも忘れて、ぐびぐびと冷えたビールを堪能し、その時点でこの日のツーリングはあきらめました(笑)。ちなみに、ブーツを脱ぐ間もなく楽しむこのビールを「ブーツビール」と呼んでいます。その後、受け付けをして記念グッズなどを受け取ります。この通称”goody bag”には、支部のロゴがデザインされたグッズに加えて、ハンガリー名産のパプリカ、石鹸、そしてチェーンオイルなどのバイク用品も入っていました。

初日の夜はウェルカムパーティで、ホストであるハンガリー支部のチームがステージ上に大歓声で迎えられました。準備からラリー期間中を通して、すばらしいチームワークで取り組んでくれたハンガリー支部には心から感謝です!

ラリー期間中はイベントが盛りだくさん!

2日目に、英国と日本のメンバー7名でツーリングへ。ヴィシェグラードの要塞を訪れました。ここはドナウ川の曲がり角が一望できる名所です。のんびり見学した帰り道は、あちこちに広がるひまわり畑を眺めながら、途中には小さなボートで川を渡り、国境を越え、ツーリングを楽しみました。エステルゴムはスロバキアとの国境近くなので、ほぼ毎日国境を越えてのツーリングです。お茶目な英国人ライダーは、英国といえばティータイムということで、常にバイクにカップとソーサーを記念写真用に積んでいました!キャンプ場に戻るとスイミングプールへ直行!暑かったので、このプールも大人気でした。続いて、ローカルワインのテイスティング&バーベキューと、とても充実した1日を過ごし、疲れ知らずの私たちは、夜のダンスパーティへと突入です。また、ヨーロッパ国内をバイクで移動してきたメンバーにとっては休息日でもあり、バイクに乗らなくても楽しめるように、会場ではゲーム大会も行われていました。

3日目のメインイベントは、オリエンテーリングです。地図を頼りにポイントを巡り、各ポイントではゲームなどに挑戦します。最終ポイントの警察署では、バイク事故で命を落としたライダーのための記念碑があり、献花・献灯が行われました。ハンガリーは、オートバイライダーの受容度がとても高いことを随所に感じました。バイク駐輪場がどこにでもあり、ガソリンスタンドのトイレにヘルメット置き場が備えられていたり、バイクを停めて地図を眺めていると、必ず誰かが“May I help you?”と声をかけてくれました。

4日目は皆が楽しみにしていたパレードです!夜中から朝にかけての豪雨で実施できないのではという心配をよそに、出発直前に雨がやみ、パレードに出発することができました。白バイの先導と交通整理のおかげでブダペスト市内までノンストップのパレードです。沿道ではびっくり顔でカメラを構えるハンガリーの人々が手を振ってくれます。毎回、本当に感動する瞬間です。出発前には地元のテレビ局の取材があり、遠く日本からやってきた日本人もインタビューを受けました。また、パレード最終地点では、乳がんについての知識を広め、乳がんによる悲しみを減らすことを目指した、ピンクリボン運動への募金が行われました。

5日目はブダペストへのバスツアーが用意されていました。ブダペストはとても美しい街で「ドナウの薔薇」と讃えられるほどです。この日は、ほとんどのメンバーがバス&船での観光を楽しみましたが、ツーリングに出かけたメンバーもいました。楽しみ方は、それぞれ自由に決められるのです。夜にはフェアウェルパーティがあり、2017年にラリーを開催するエストニア支部のプレゼンテーションなどが行われました。まだ今年のラリーが終わっていないのに、すでにエストニアラリーが楽しみで期待が膨らみます。 

6日目はそれぞれ帰路につきますが、まだ旅を続けるライダーもたくさんいます。欧米の方は休暇が長くてうらやましい限りですが、日本人である筆者も、今回はもうしばらく旅をつづけました。カロチャ刺繍で有名なカロチャという町とバラトン湖をバイクでまわったあと、ブダペストに数日滞在しました。ブダペストには温泉施設がたくさんあり、地元の人も観光客ものんびり過ごしていました。ある温泉では、引き続き滞在していたメンバーと偶然に出会うこともあり、ラリーの余韻も十分に楽しむことができました。

ハンガリーは優しさで溢れた国

前述の通り、バイクであろうと徒歩であろうと、少しでも立ち止まって地図を見ると、誰かが声をかけてくれます。英語が苦手なハンガリー人でさえ助けようとしてくれます。ある時、スーパーで炭酸水を買いたくて探していると、店員さんが声をかけてくれたのですが、炭酸水をいろいろな言い方で英語で表現してもなかなか伝わらず、最終的には、日本語vsハンガリー語の会話になり、「ウォーター、ぶくぶく、シェイク、爆発」と身振り手振りを加えて伝えると、「あぁ、コーラ?」、「んー、近い!でもウォーター」と長い珍妙なやりとりの末に炭酸水をゲットできました。またある時は、トラムに乗るために案内板を見ていると、老人が行き先を尋ねてくれたので伝えると、これに乗りなさいと促してくれ、まだ切符を購入していないと言うと、ドライバーに言いなさいと言われました。とりあえず乗車してドライバーに切符を買いたいと伝えると、無言で乗れという仕草をされました。しかし車内で切符をどうやって購入するのかわからず、戸惑っていると、女性の乗客が私に回数券を1枚手渡してくれました。一言も英語は話されませんでしたが、料金はいらないという手振りで、切符をいただきました。この旅の間に声をかけてくれた人の数は数え切れません。ハンガリーは、どこに行っても美しかったのですが、それに負けじと美しいハンガリーの人の心に感動しっぱなしでした。ぜひとも見習いたい心持ちです。

来年のエストニアラリーではどんな感動が待っているのでしょうか。エストニア支部のプランを聞いただけで、また新しい経験ができることがわかり、待ちきれません!

2015 インターナショナルラリー in オーストラリア

2015 International Rally in Australia

今年は特別にオーストラリアで2度目のラリー開催

通常は年1回開催されるインターナショナルラリーですが、現在は欧州メンバーが多く、できるだけ多くのメンバーが参加できるようにとの配慮から、欧州以外でインターナショナルラリーが開催される年は2回開催されます。本誌前号でレポートした7月のスウェーデンに続いて、今回のラリー会場はオーストラリアのフィリップアイランドです。

WIMAメンバーがMotoGPTMマーシャルに!

ラリー会場にフィリップアイランドが選ばれたのは、MotoGPTM第16戦オーストラリアGPがフィリップ・アイランド・サーキットで開催されるからなのです。オーストラリア支部のメンバーは毎年数名が、レースの運営をサポートする、トラックマーシャルやフラッグマーシャルまたはメディカルマーシャルのボランティアとして活躍しています。そこで、世界のWIMAメンバーも、これに応募してはどうかという計らいだったのです。

今回多くのメンバーが担当したトラックマーシャルの任務は、コース脇に待機して、アクシデントが起こった場合にライダーが復帰するのをアシストしたり、復帰できない場合はバイクを撤去すること、また飛び散ったパーツがコース上に残らないようにすること、オイルがコース上に流れた場合にオイルの処理することなどです。

ボランティアとはいえ、レース運営にとって不可欠で危険を伴う仕事です。7月にマーシャルの申請が受理されたというレターがサーキットから届いてから、32ページに及ぶレース・マーシャル・ハンドブックを熟読して頭に叩き込む作業が始まりました。これは楽しいお勉強です。オーストラリアへ向かう飛行機の中でもWIMAメンバーは皆ハンドブックを読んでいたようです。

レース開催週の木曜日の午後にサーキットに到着したら、まずはテントの設営です。コースサイドのキャンプ場が、この週末の我が家になります。その後は、マーシャルの初心者講習として、まずは映像を使った座学で、ハンドブックの内容の中でも特に重要な点が説明されました。ここで、ハンドブックの勉強中に、コース上のゴミやパーツは、ほうきで掃くものだと思っていたら、足で蹴り出すか手で拾うというルールがあり、なぜ掃かないのだろう思っていた疑問が解けました。タイヤラバーが乗った路面を掃いてしまうと、部分的にグリップが変わってしまうので、それを防止するためだったのです。深いですね。座学の後はコースに出て実践練習です。倒れたバイクを起こし、4人1組でロープを使ってグラベル(砂利)からバイクを運び出す練習をしました。また、メディカルマーシャルのヘルプに入る可能性もあるため、ストレッチャーにライダーを乗せる練習もありました。

いよいよ金曜からワクワクドキドキの実践です。配置された場所によって忙しさは大きく違います。初日から走りっぱなしのメンバーもいましたが、幸か不幸か、私が配置された第4コーナーのイン側では一度もアクシデントがありませんでした。唯一動きがあったのは、背後にワラビーが現れたことでした。フィリップアイランドは豊かな自然の中にあり、野生動物をよく見かけます。この時は、ワラビーがコース内に入らないように見張ることがチームのミッションでした。日曜日のMotoGPTM決勝レースでは、17回目のマーシャルだというベテランの女性チームリーダーが、無線で入ってくる「イアンノーネのバイクにカモメが激突」などの細かい情報まで逐一伝えてくれたので、レース展開がとてもよく分かり、順位が目まぐるしく変わるエキサイティングなレースを間近で楽しむことができました。もちろん、レース中は緊張感があり、応援するライダーがいても、心の中で声援を送るのみでしたが、オーストラリア人のマーシャル達も、レース後は”What a race!”と興奮がなかなか冷めやりません。そして、レースが終わったコース上は表彰台へと急ぐ観客で溢れかえり、私たちマーシャルも表彰台の真下でシャンパンファイトを観ることができました。

500名を超えるマーシャルの1人としてオレンジのつなぎに身を包んで、忘れられない体験ができ、特別な形でMotoGPTMを満喫することができたのは、WIMAの仲間がいたからこそです。心から満足した週末でしたが、さらにもう1週間、別の楽しみが待っていました。WIMAのインタナショナルラリーが翌日から始まるのです!

WIMAインターナショナルラリー

ラリー会場は、サーキットから北へ約2キロの距離にある宿泊施設です。2キロといっても、その間は草原なので、お隣という感じです。まず、私たち海外メンバーは、レンタルバイク店があるメルボルンまでメンバーの車で向かいました。レンタル店では早速、日本をはじめ色々な国から来たメンバーと遭遇です。オランダとスウェーデンの友人と約2時間のツーリングを楽しみながら、ラリー会場に到着です。

ラリー参加者は、日本人9名を含む75名です。欧州メンバーは、オーストラリアに来るのにとても時間がかかるため何度も来るのは無理だからと、3カ月も旅をする人が多くいます。オーストラリアは10月が春にあたりますが、春から夏まで過ごすという感じですね。

2日目に、私たち日本人は、限られた滞在期間を最大限まで楽しもうと欲張って、有名なグレートオーシャンロードまで走りました。でも、全長約250キロのグレートオーシャンロードに往復の距離をプラスすると、全部を走破することは無理なので、残念ながら少しだけ垣間見たという感じです。それでも1日で約550キロのツーリングでした。この日の夜には各国出し物大会があり、ツーリングの疲れも何のその、日本支部は英語版の妖怪ウォッチダンスを披露して、会場は爆笑の渦となりました。

ラリー期間中は、連日お勧めのツーリングコースが用意されていました。ツーリングの目的地として行ったヒールズヴィル・サンクチュアリは、オーストラリア特有の動物が勢ぞろいで、野生動物の病院も併設されており、動物の自然な姿を見ることができました。翌日はウィルソンズ・プロモントリー国立公園に向かいましたが、島を出て、海岸線、丘陵地、ワインディングと、次々に楽しい道が続きます。この国立公園では野生動物の姿をたくさん目にしました。また島内でも、動物園や岬をまわりながらのツーリングをのんびり楽しむことができました。どこに行っても交通量が少なく、一般道でも制限速度100キロで快適に走れますが、動物の飛び出しだけは注意しなければなりません。自然保護区がたくさんあり、美しい景色が目の前に広がり、ヘルメットの中がマイナスイオンで満たされているかのような気がしました。

フィリップアイランドでは、同じく自然保護区に住む野生の世界一小さいフェアリーペンギンたちが日没になると次々にグループごとに海から上がってきて巣に戻るために、よちよち行進する姿が見られます。これがペンギンパレードと呼ばれていてとても人気があります。私たちが訪れた日は2142羽が確認され、思わず笑顔になってしまうほど可愛らしい姿でした。

そしてペンギン達に負けじとWIMAもパレードを行いました。パレードはラリー中、メンバーがとても楽しみにしているイベントで、いつも国旗などでバイクを飾り付けて出発します。島内のカウズという町は、小さいものの、サーキットがある島だけにモータースポーツが愛されているのか、パレードの隊列が通ると多くの沿道の人たちが手を振ってくれました。

ラリーの締めくくりは、フェアウェルパーティです。次の朝に実際にお別れをするのは寂しい瞬間なのですが、前日の夜は楽しかった1週間を振り返って笑いが絶えません。また、WIMAが現在チャリティ活動として協力している、Motorcycle Outreach(MoR)への募金がパーティ中に行われ、256.20ドルが集まりました。MoRは、発展途上国の十分な医療が受けられない地域の人々に“バイクで医療を届ける”ことを目的とした運動です。とくに郊外において、ワクチン接種、乳幼児の栄養、マラリアやデング熱の治療、母親の健康に関する知識不足は深刻な問題であるにもかかわらず、これらを届けるために必要なトレーニングやバイク自体が不十分で、それに対する十分な財政予算が割り当てられていないのです。メンテナンス不足で故障したバイクがあっても、修理費用が高額でバイクは放置されたままになります。社会貢献活動にも、バイクにも、パーティにも、ばか騒ぎにも、全力で取り組むのがWIMAなのです。

今回は、インタナショナルラリーとしては参加者数が少なめだったため、いつもに増してアットホームな雰囲気でした。また、2010年に日本ラリーに参加したメンバーが多かったため、朝の洗面台では「オハヨーゴザイマス」と挨拶してくれる人が多くて、一瞬自分はどこにいるんだろうと思ってしまいました。WIMAのメンバ間のコミュニケーションでは「バイクと笑顔が共通語」なのですが、「今日は楽しかった?」と英語で質問された英語が苦手な日本人が、「すごくきれいな道」「走って」「超気持ちよかった~」と完全な日本語と大きなジェスチャーで答えると、「オー、グレイト!」と、なぜか伝わっているという不思議な光景も見られました。来年のハンガリーでのラリーが今から楽しみです!

2015 インターナショナルラリー in スウェーデン

2015 International Rally in Sweden

インターナショナルラリー(国際ミーティング)とは

WIMAではインターナショナルラリーと呼ばれる国際ミーティングが基本的に年に1回開催されます。このミーティングは、加盟支部が持ち回りでホスト国となり、約1週間、会場で一緒に滞在しながらツーリング、ゲーム、パーティを企画し、世界中のメンバーが一堂に会して交流を楽しむものです。1週間の宿泊とパーティを含む参加費は各ホスト国の努力で毎年3万円前後に抑えられています。

2010年の春には、日本支部が初めてホストを務めるインターナショナルラリーが開催され、国内外の支部から258名が参加しました。会場は静岡県富士宮市で、美しい富士山を目の前にツーリングができたのはもちろんのこと、日本文化を体験できるイベントが用意されました。イベントは、盆踊り、抹茶の野点、七宝焼き、着物試着、風呂敷教室、やぶさめ祭り、和太鼓や琴の演奏、トライアルやジムカーナのデモ、女性白バイ隊員の先導によるパレードなど、数えきれないほどありました。メンバーからは「日本に来てよかった」「これまでで最高のWIMAラリーだったよ」というねぎらいの言葉をもらうことができました。次回の日本での開催も楽しみにされています。

今回のラリー会場は湖畔のキャンプ場

今年はスウェーデンでの開催

・海外からどうやって参加するの?

今年のホスト国はスウェーデンでした。南部のSundetという町にある湖畔のキャンプ場がラリー会場です。

ヨーロッパのメンバーは、ほとんどが自分のバイクで走ってきますが、アメリカ、オセアニア、そしてアジアのメンバーは、ほとんどが現地でバイクをレンタルします。現在ではインターネットのお蔭でレンタル店との連絡もそれほど難しくありません。ラリーから半年くらい前には、ホスト国から各国の支部に参加案内が届くので、それをもとに、航空券の手配やレンタルバイクの確保などを各自で行ないますが、初参加のメンバーも経験のあるメンバーに相談しながらできるので安心です。

レンタルバイクが確保できたら、バイクを借りるまでの交通手段や会場までのルートを確認します。今は、レンタルバイクと一緒にナビをレンタルできることもありますが、ナビだけに頼っていくのは不安なこともあります。確かに便利なのですが、ナビ本体の故障や充電トラブルなどの可能性があるので、ナビを使う予定の場合でも、必ず紙の地図を入手したり、オンラインマップをプリントアウトしたりして、万一に備えます。

パスポート、日本の免許と国際免許、クレジットカード、そしてライディングギアが必需品。飛行機の荷物の重量制限などもあるので、着替えなどは洗濯を覚悟して、極力コンパクトにまとめます。荷物はだいたいスーツケース1個分プラス手荷物のヘルメットという感じです。

いざ、スウェーデンへ

スウェーデンに到着後、いよいよレンタルバイク店でバイクのピックアップです。バイクに荷物を積み込んだ後、空になったスーツケースをあずかってくれるレンタル店が多いので、これは助かります。もしくは、コンパクトなキャリー(コロコロ)にバイク用の大型積載バッグを積んでスーツケース代わりに持っていくと、そのままバイクに積載できるのでこれも便利です。ラリー会場まで直行するメンバーもいれば、数日ツーリングを楽しみながら会場を目指すメンバーもおり、楽しみ方はさまざまです。

今回は、日本人メンバーの1人が、ドイツでバイクを借りて、約1,000kmの距離をアウトバーン、下道、フェリーを使って3日間かけて会場に向かいました。アウトバーンはご存知の通り速度制限がない(制限区域はある)高速道路ですが、ドライバーは非常にマナーよく走っています。3車線あれば、当然ながら遅い車から順に右(約120 km/h)、中央(約140 km/h)、左レーン(140 km以上または追い越し)と自分の速度を見極めて綺麗に分かれており、追い越す際には左レーンに出ますが、すぐに自分の速度レーンに戻ります。遅い車が追い越し車線をずっと走行しているというようなことはありません。また、カーブも緩やかで路面もきれいなので、高速でもとても走りやすく作られています。一番左の最速レーンをたまにビューンと走り去っていくのは、フェラーリやポルシェなどのスーパーカーで、ほとんどの車が各自の安全速度で安定して走っていて、燃費のいい走行を意識してのことかも知れませんが、速度制限がないからといって全車が“ビューン”ではないのですね。

ラリー会場到着

さて、ラリーに話を戻しましょう。会場が近付くと、“WIMA”と書かれた道案内の立札などが見付かります。これが何ともいえない安心感に包まれる瞬間なのです。会場に入って行くと、懐かしい顔も初めての顔も、みんなが笑顔で迎えてくれます。キャンプ用品を持参すると荷物が大きくなるため、会場に宿泊施設が併設されている場合には、ほとんどの日本人は宿泊施設を利用します。しかし、今回のキャンプ場には宿泊手段がテント以外にありません。そこで、ホスト国の計らいでテント・シュラフ・マットのセットが格安で手配され、一部の日本人メンバーはこれを利用しました。使用後のグッズは持ち帰ってもOKですが、スウェーデンのメンバーの1人が学校の先生なので、そこで活用してもらえることになり、寄付をするという選択肢もありました。テントを設営したら受け付けをすませ、1週間のプログラムを入手して、それぞれに予定を考えます。大まかなスケジュールは組まれていますが、どのように楽しむかは、まったく自由なのです。

笑いの絶えない1週間

初日のプログラムの目玉は、ウェルカムパーティです。ホスト国のスタッフや参加各国が紹介され、参加者230名がそろってディナーを楽しんだ後は、ライブバンドとともに夜遅くまで踊ったりしゃべったり、すでに楽しさがマックスです。

ホスト国のメンバーが用意してくれるバーは毎日オープンしていて、バイクに乗らない日も退屈することはありません。ヨーロッパを横断して会場に到着するメンバーもいるので、バイクに乗らずに芝生の上でのんびりすごすということもあるのです。ほかには、4名1組でチームを作って競い合う、見てる人の笑いを誘うようなゲーム大会や、全員でのパレードがありました。誘い合ってツーリングに出かけることもあります。

ラリーのメインイベントでもあるパレードは、目の前にもミラーにも映る延々と続く女性ライダーの長い隊列が本当に壮観で感激します。このパレードの最終地点は、大きなカフェのあるキャンプ場でしたが、到着すると沢山のライダーがカメラを構えて私たちの隊列を迎えてくれました。この場所は、毎週木曜日にライダーが集まる場所になっており、毎週数百台のバイクが立ち寄るらしいのです。今回は、事前にWIMAが来るというアナウンスを行なうことで、これまでの最高記録890台を超える記録に挑戦していたのですが、1,122台の新記録を達成し、実際にはそれ以上の台数がいたけれども、数え切れなかったとのことでした。バイクの種類も多種多様でクラッシックバイクも多く見られました。

会場近辺のツーリングでは、スウェーデンの美しい自然が満喫できました。スウェーデンの面積は日本より広いのですが人口は日本の約12分の1で、人口密度は約19分の1程度なのです。そのため、都市部は別として、郊外では小さな町をすぎて草原や湖畔を走り抜けて、また小さな町をすぎ、その間に信号なしという、気持ちのいいツーリングができます。

予定されていたプログラム以外にも、世界を旅するメンバーが、インドのツーリングレポートのプレゼンテーションを用意して、経験談をおもしろおかしく話してくれました。これもWIMAならではです。

ラリーの1週間は瞬く間にすぎていきます。フェアウェルパーティでは来年開催されるハンガリーラリーの紹介があり、そこでの再会を願って、それぞれの帰路につきます。長い夏季休暇を取ることができる海外メンバーのなかには、ラリー前後合わせて1ヶ月もバイクで旅を続ける人もいます。今回のラリーの参加者は年齢20代から70代と幅広く、母娘でWIMAメンバーとして参加している人もいます。「もういい歳だから…」なんていう言葉はまったく聞かれません。多くのタフな女性に出会えるWIMAですが、もちろん、日本支部の会員のなかにも負けないくらいタフな女性が沢山いますよ。

チャリティ活動

WIMAではつねにチャリティー活動を行なっています。現在は、Motorcycle Outreach(MoR)と呼ばれる運動に協力しています。MoRは、発展途上国の十分な医療が受けられない地域の人々に“バイクで医療を届ける”ことを目的とした運動です。とくに郊外において、ワクチン接種、乳幼児の栄養、マラリアやデング熱の治療、母親の健康に関する知識不足は深刻な問題であるにもかかわらず、これらを届けるために必要なトレーニングやバイク自体が不十分で、それに対する十分な財政予算が割り当てられていないのです。メンテナンス不足で故障したバイクがあっても、修理費用が高額でバイクは放置されたままになります。2014年のWIMAの各支部代表者会議でMoRへの協力が決定し、”Build A Bike(バイクを贈ろう)”というスローガンのもとにイギリス支部が先頭に立って活動を進めてきました。MoRによると6,000ポンド(約117万円)で、1台のバイク購入、ライダー(医療従事者や助産婦)が悪路を安全に走行するためのトレーニング、3年間のメンテナンス費用が賄えるということなので、まずは6,000ポンドを募金活動によってを集めることを目標にしてきました。今回のラリー期間中にも、チャリティーオークションや募金が行なわれ、これまでの募金と合わせて6,000ポンドを達成したのです。今後も次の”Build A Bike”に向けて協力していく予定です。なお、この活動は個人で支援することも可能です。

http://www.motorcycleoutreach.org/

また、ホスト国のスウェーデン支部は、抽選で賞品が当たる番号くじ等の販売による収益のすべて1万スウェーデンクローナ(約15万円)をがん基金に寄付しました。

バイクと笑顔が共通語

日本支部のメンバーが全員外国語を話せるわけではありません。また、海外のメンバーも全員英語や日本語を話せるわけでもありません。バイクと笑顔が共通語なのです。今回参加した日本人メンバーの1人は、それに加えて得意なマッサージでコミュニケーションをとっていました。興味はあるけど、自信がないと感じられている方、一歩踏み出す勇気とちょっとした努力で、さらにバイクでの楽しみが広がるのでは?!

2012 インターナショナルラリー in オーストリア

2012 International Rally in Austria

今年はオーストリアで開催

今年のWIMAインターナショナルラリーは、2012年7月29日~8月4日、オーストリアの北部、チェコとの国境に近いReingersという町で170名が参加し開催されました。

7月28日

大会前日にバイクをレンタルしアメリカ人の友人と合流し、まずはウィーンからドナウ川沿いにあるKremsという小さな町へ走り、スイス人の友人とも合流し、再会を喜びあいました。

7月29日

翌日はあいにく雨の中のスタートでしたが、次第に青空が広がってきました。会場に近づくと、方向を示してくれるWIMAのサインが見つかり、このサインを見つけるといつもワクワクします。到着するとオルガチーム(実行委員会)が笑顔で迎えてくれました。初日は、たくさんの友人との再会に興奮して、話して、飲んで、夜はパーティと、あっという間に過ぎていきました。

7月30日

オルガチームのメンバーの先導でツーリングに出発。オーストリアの中でもこの地域は平野が多く、ブラインドコーナーがほとんどない道をどんどん進みます。途中、ドナウ川や古城を眺めながら310kmのツーリングを満喫しました。夜には参加者全員が集まり、深夜までウェルカムパーティが続きました。

7月31日

楽しみにしていたパレードに出発。パレードは毎回感動します。目の前に連なるバイクの列と、ミラーに映る後続のバイクの列も、ほぼすべてが女性ライダーなのです。たくさんの地元の人々が沿道から笑顔で手を振ってくれました。パレードの最終地点ではサプライズが待っていました。行く先のわからない汽車に全員で乗り込み、着いた先はパーティ会場でした。民族衣装を着た地元の若者のダンスを楽しみ、メンバーも一緒になって踊っていました。

8月1日

8月1日は、大半のメンバーがウィーンへのバスツアーに参加し、1日思い思いにウィーン観光を楽しんだようです。既にウィーンを満喫した後だった私は、地元の元警察官の方の案内でチェコツーリングをしました。オーストリアとは異なりチェコでは道路事情が悪くなりましたが、国境を越えただけで物価や道路事情が大きく変化することは大変興味深く思いました。1989年に国境が開かれるまでは、この地域は言わば「行き止まり」の土地だったようです。

8月2日

2日は、「宝探しラリー」すなわちクイズラリーで、簡易地図に記された場所を次々と周り、クイズの回答を見つけ出したり、アクティビティをしながら、ツーリングを楽しみました。夕方には4時間半に及ぶ代表者会議が開かれ、様々な議題について話し合われました。この場でマレーシア支部の設立が承認され、新たにアジアに支部が誕生しました。

8月3日

3日は、ツーリングを楽しむメンバー、湖畔でリラックスするメンバーと様々でしたが、私は先日の元警察官が所有する50年前のフォルクスワーゲン・ビートルで、再びチェコへドライブに出発。とても親切な方で、色々な所へ案内してくださいました。中でも印象的だったのは、オーストリアの広い草原の中にバイクに乗ったエンジェルの大きなオブジェがある景色でした。年に2回ライダーが集まり、牧師さんがライダーの安全を祈念してくださるイベントがあるそうです。参加してみたい…。夜にはもうフェアウェルパーティです。ラリー開催にあたり協力してくださった方々へ感謝の言葉とプレゼントが贈られました。インターナショナルラリーのバナーが、オーストリアから来年の開催国であるスイスに手渡され、スイス支部のプレゼンテーションを見ながら、参加者は既に来年のラリーを楽しみにしはじめていました。

毎日早朝から夜遅くまで目一杯楽しんみ、たくさんの楽しい思い出を持って、レンタルバイクを返却して飛行機で帰る人、長距離をバイクで自走して帰る人、バイク・トレインでバイクごと長距離列車に乗って帰る人、フェリーに乗る人、それぞれが帰路につきました。

素晴らしい環境の中でのこのラリー開催に向け、またラリー期間中も早朝から深夜まで尽力してくださったオルガチームと、そのチームを支援してくださった皆さんに心から感謝します。以前からの友人、新しい友人と、また来年も一緒に楽しめますように。そして、多くの日本支部のメンバーに海外のインターナショナルラリーを経験してもらいたいと思います。きっと何事にもかえ難い貴重な経験になると思います。

2011 インターナショナルラリー in イギリス

2011 International Rally in GB

初日  午後に会場に入り、受付とバイクの受け取り。宿舎は大学の寮です。夜は歓迎パーティーがあり、日本ラリ―に来ていた海外メンバーと再会
2日目  ドイツのメンバーにくっついて、初めてのツーリング。右も左もわからないうえに、roundaboutという英国特有の交差点にとまどう。延々と続く石垣に囲まれた牧草地に、羊がいっぱい。
3日目  越野さんの先導で、近くの海辺の町へミニツーリング&ティータイム。会場に戻ったらスポーツ大会の真っ最中、夕方にはBelfaganというダンスの披露&体験と、イベント目白押しの1日。
4日目  人見さんと2人でLowther城へツーリング。帰りに走ったUllswater湖畔からWindermereへ抜けるA592は、絶景ルート。夜は国対抗のカラオケ大会があり、日本の「上を向いて歩こう」は2位に。
5日目  Windermere湖へ、汽車とフェリーのツアー…のはずが、皆葉さんと2人で給油に行っている間にみんな出発してしまい、慌ててWindermere湖のフェリー乗り場へ走る。しかし、そこは乗るはずだったフェリーが着く先で、みんなが乗ったフェリーをお迎えして、無事合流。この日は、さよならパーティーが開催され、思い思いのコスチュームで盛り上がる。
最終日  ManchesterやLondonまでバイクで走る日本メンバーを見送ったあと、帰路につく。

2010 インターナショナルラリー 日本大会

2010 International Rally in Japan

2009 WIMAラリー in アメリカ(AMA女性ライダー国際会議と併催)

2009 WIMA Rally in U.S.A. & AMA international conference

今回は、AMA (アメリカ二輪連盟)の国際会議と,インターナショナルラリーが、コロラド州キーストンで併催されました。このような形は、ラリー史上初めての形式でしょう。
個人でAMAに直接申し込む形式だったため、アメリカ支部からの情報が少なく、行くまで全容が掴めませんでした。メインスポンサーはハーレーでしたから、私は、正直言えば、会議とは名ばかりで、ハーレーミーティングのような、お祭り的なイベントではないかと思っていたのです。コロラドは、ノーヘルが認められている州ですし、軽装&ノーヘルの日本でイメージする”アメリカン”ライダーが一杯集まる光景を想像していました。

ところが、キーストンに到着し、受付に行くと、そこは静かな本物の国際会議場!
参加者は、全米から集まった、各クラブのリーダー的立場の人が多く、革ジャケットやプロテクタージャケットを着て、ノーヘルなど1人も居ません。みんな、受付を済ませ、揭示板のセミナーのスケジュールを熱心に調べています。
ここで、私はやっと『こ、これは..もしかして本物の国際会議では??』と気付いたのでした。遅すぎです。

女性とバイクをテーマにしたセミナーは朝8:30から各会場で開催され、どこもほぼ満席。アメリカ支部も独自のセミナーを持ったので受講しました。
小分科会に分かれて学ぶ形は、まるで学会です。もちろん講師は女性!質疑応答も活発で、参加者の意識の高さに压倒されっぱなしです。部分的にしか英語を聞き取れない私でも、参加者のエネルギーは十分に受ける事ができる有益なセミナーでした。
セミナーは時間を変えて繰り返されているので、自分で調整して受講すれば自由時間ができ、大試乗会やツーリングも楽しむことも出来ました。そして夜はパーティーです。なんて贅沢でバランスの取れた時間なのでしょう。
美しいロッキーの懐に抱かれたキーストンでの5日間は、あっと言う間に過ぎました。

ただ集まって交流するだけに終わらず、互いに進歩を目指す···これは、WIMAにも共通する目的です。
今回の会議は·女性同士で意識を高め合い、自らの手でバイクの歴史と文化を作り上げて行こうという意欲に満ちた試みでした。
また、その試みに、日本人ら参加したことは、 一般参加者から歓迎を受け、「楽しんでる?会議をどう思う?」と行く先々で質問を受けました。アメリカ支部は、どうしても、これをWIMA会員に見せたかったのでしょう。この「新しい形」のラリーは、私に、多くの感動と刺激を与えてくれました。
女性ライターの進化の最先端を見たというカルチャーショックは、今も、私の中で続いています。
日本はモータースポーツ文化では、まだまだ発展途上です。