ラリー参加手続について
インターナショナルラリーの参加には、WIMA会員の登録が必要になります。
オートバイを愛し、WIMAの趣旨に賛同し登録した女性であれば、二輪車に乗らない人も会員になれます。
会員以外の参加について
ラリーは会員のための大会ですが、国際規約では、配偶者、パートナー、会員の子供、および
入会予定の女性は、ゲストとして会員に同行が許されており、そのゲストの行動については会員が責任を持つ約束になっています。
但し、実際には、女性のための大会であることが尊重されているためか、男性の参加者はスタッフを含めても、およそ数パーセントです。
開催時期と期間
国によって違いはありますが、ヨーロッパ開催の場合、7月末から8月といった、ヨーロッパの夏のバカンスシーズンが多くなっています。
南半球の大会は四季が逆になるため、過去にオーストラリアが春、ニュージーランドが秋に開催しています。 2010年日本ラリーには気候的に穏やかな春が選ばれました。
ラリーは5日~7日ほどの間、同じキャンプ地で過ごす滞在型イベントですが、ヨーロッパの会員はその前後も旅をする人が多く、ラリーはバカンスの一部といった感じです。
日本人は休暇の関係で、直行直帰の会員も少なくありません。
フル参加できそうもない場合
行きたいけど1週間も休暇を取れない、という方の相談をよく受けます。
ラリーは、最初から最後まで絶対に参加しなくてはならない、という催しではありません。
体験してみたかったら、ぜひ参加してください。
到着日が遅れる場合、早く帰る場合は、自国代表を通して主催国に伝えておけば、問題はありません。ただし、ラリーは全期間(3万円前後)の費用を前払いで支払いますので、返金はありません。
参加費用は?
開催国の努力と、スポンサーの協力によって運営されるため、参加費は1週間分の宿泊費、2回のパーティ代、見学観光代など込みで、だいたい3万円前後です。(キャンプか宿舎泊か、また為替変動で多少の差があります。)
参加者は、日本円に換算した費用を日本の代表を通して払い込みます。 参加費以外に個人的に必要なのが、飛行機代とレンタルバイク代、食費です。ラリーの前後に旅行をする人はその分の宿泊代なども別にかかってきますので、自分の予算に合った計画を立てます。
申し込み時期と方法
申し込み期限は、その年の開催国の規定によります。申し込み期限は日本人の感覚では少し早いと感じると思います。ほとんど開催日の数カ月前に締め切りが設定されています。
ヨーロッパでの大会の場合は、開催が7月末~8月初旬で、日本国内の申し込み締め切りが2月から3月頃というパターンが多いようです。
申し込みは各国代表が窓口となり取りまとめます。最近ではメールで手続きできる大会がほとんどです。 女性だけの集まりということもあり、詳細なキャンプ地の情報は会員のみに公表する国際的なルールになっています。
旅行の手配
基本的にインターナショナルラリーは個人旅行です。
申し込みが済んだら、飛行機やレンタルバイク、ラリー滞在中以外の宿泊先の予約など、自分のスケジュールは自分で立て、手配もすべて各自で行います。
といっても初めての参加者が1人で計画を立てるのは不安も伴いますので、MLを通じた参加者同士の相談や情報の提供,、英語メールに対するサポート なども行われています。
日程が合えば誘いあって途中合流の約束をしたり、日本から同行することもあります。 準備については、
旅行準備例のページをご覧下さい。