鈴鹿8耐
Suzuka 8hours
2010年7月22日~25日 三重県鈴鹿サーキット
フランス人女性ライダー、マガリー選手の応援に鈴鹿8耐に行ってきました。先週の7月19日に愛知県幸田サーキットの走行会・トークショーでマガリーと鈴鹿サーキットであうことを約束し、2年連続出走という快挙を応援しに7月24日(予選)から25日(決勝)にかけて行ってきました。
24日の予選後にピットでマガリー選手に再会。私たちの顔を見たマガリー選手は参戦するマシンにまたがってみないかと、明日を決勝にひかえ緊張した雰囲気の中、笑顔で話しかけてくれました。WIMAメンバーはバイクにまたがり記念撮影。マガリー選手と同じくフランス人女性でメカニック見習いのセシルとも“パシャ”。明日の決勝は、マガリー選手が目標として掲げていた「完走」を応援していますと声をかけました。
25日の決勝当日、ピットを訪れると、昨日より更に緊張した雰囲気。それでもマガリー選手は私たちに変わらず笑顔を見せてくれました。また、予期せぬことに、グリッドでのパラソルガールも体験させていただきました。
最初は見学したら失礼する予定だったのですが、チームオーナーが、
「最近ナーバスだったマガリーが、WIMAさんが来て下さってから非常に明るくなりました。女性には女性の応援が大きな力になるんですね。ぜひ最後まで居てやってください。」
と言って下さったので、女性ライダーが助け合うWIMAの理念を思い出し、最後までピットでマガリーを応援しようとみんなで話し合って決めました。
いよいよマガリー選手が出走。S字コーナー激観区に移動して応援、手を振り、カメラに納まらない勢いで走ってくるマシンを納めようと、何度もシャッターを押しました。
そのうち、「マガリー選手が・・・」と、実況の声・・・。
「マガリー選手がどうした~!」と、慌ててピットに戻りました。マガリー選手が他のライダーと接触した様子。残念ながら、この事故でマガリー選手のチームは完走となりませんでした。
(幸い、マガリーの怪我はたいした事もなく、その後、フランスでレースに復帰したそうです。)
結果的に、完走という目標は果たせませんでしたが、マガリー選手の果敢な走りに感動とパワーをもらいました。トークショーや8耐を通じてのマガリー選手の誠実な人柄やレースへの取り組みに、一層、ファンとして来年もまたマガリー選手を応援したい、頑張って欲しいと思う気持ちになりました。
感動をありがとうございました!