会場

滞在は約1週間を同じ場所で過ごします。 参加費には会期中の宿泊費が含まれており、開催国が用意した宿泊施設やキャンプサイトを利用します。

国によって開催方法に違いはありますが、テント泊と宿舎泊のどちらかを選べることが多く、どちらにするかは、日本での申し込みの時点で選びます。日本人会員は主に宿舎泊をしています。

大会受付

現地に到着したら、スタッフに従い、バイクを駐輪し、受付手続きをします。
受付では首から提げるIDカードと、大会プログラムと、記念グッズの袋をもらいます。
IDカードは、会場に出入りする身分証明となる他、互いの自己紹介に役立ちます。
また、観光施設の入場パスになるなど、イベントで使うことがありますので、開催期間中は常に身につけます。
記念グッズの袋には、ラリーの記念Tシャツ(サイズはラリー申し込み時に申告)や、観光資料などが入っています。 大会プログラムには、タイムスケジュールが載っており、参加者はこれに従ってイベントに参加します。

食事

ラリー費用に含まれる食事の回数は開催国によって異なっていますが、最低、ウェルカム&フェアウェルの2回のパーティー代は含まれています。ラリーの招待内容に書かれている食事以外は自己負担です。その場合は各自、スーパーで買い出しをしたり、ツーリングに出たついでに現地の食堂で食事をするなど、地元の人と同じ店でおすすめの料理を味わうのも楽しみの1つです。

年齢・国籍・言語

年齢・国籍・言語もさまざまです。年齢層は比較的高く、30代から50代が多数派層ですが、中には60代70代といった女性もおり、ヨーロッパのバイク文化の幅広さに感嘆させられます。
多くの会員が英語を話せるため、共通語は英語となっていますが、日本同様、英語が得意な人ばかりではありません。
複数の国のメンバーが集まって英語でおしゃべりを始めると、英語の苦手な会員のために、それぞれの母国語に通訳するメンバーが自然に加わり、何ヶ国語もが飛び交う中でワイワイ盛り上がるというのがWIMA独特の楽しい光景です。
英語の次によく耳にするのは、会員の多いドイツ語です。
言葉は片言でも、WIMAではバイクという共通語が会員を結びつけています。

装備

ヨーロッパのライダーは、バイクに乗る際は、万が一の事態に備え、革の上下やアドベンチャースーツなど、プロテクターの入ったフル装備が常識です。二人乗りのパッセンジャーも運転者と同じ装備を身につけています。 初参加する日本人は、まず彼女たちとの意識の違いに驚かされます。
海外の会員がジーンズで乗車するのは、ほとんど見かけることがないでしょう。
日本からの参加者にも(荷物は大きくなりますが)安全な装備をお勧めしています。

主なイベント

一般的な行事の例  注)国ごとに違いがあります。

  • ウェルカムパーティー
  • クイズツーリングやオリエンテーリング・ツーリング
  • 周辺観光を含むツーリング
  • 野外ゲーム大会
  • 各国出し物大会
  • パレードラン
  • フェアウェルパーティー

行事の参加は強制ではありません。走りに行く人、キャンプサイトでのんびり過ごす人、イベントをフルに楽しむ人などさまざまです。
ただ、国別対抗やチーム対抗のゲーム大会がある場合は、ほぼ全員が参加します。

各国代表者会議

Meetings of The International Council of National Presidents(ICNP)

インターナショナルラリー開催中に、年に一回の定例会議として、各国代表(あるいはその代理)が集まる代表者会議が開かれます。 WIMAに関する議題は、この会議で民主的に話し合われ決定されます。言語は英語です。
この会議では、運営に関する議題の他、ラリー開催国の決定、新支部設立の承認、役員の選挙なども行われます。
インターナショナルラリーとWIMAラリーが開催される年は、代表者会議はインターナショナルラリーでのみ開催されます。