地図の準備

ロードマップは現地空港の到着ロビーにあるコンビニや本屋で買えますが、まずは、空港からホテルやレンタルバイク店までのアクセス方法、大まかな移動ルートを国内に居るうちに調べておく必要があります。
到着空港から最寄の街までのアクセス方法は、旅行ガイドブックに付録の地図でも間に合いますが、レンタルバイク屋は、観光マップの範囲にあるとは限りませんし、自力で到着するには、通りの名前が入った街の詳細地図が必要です。

最近では、スマホで地図を確認できますし、タブレットに地図を取り込むこともできますが、それだけに頼ると故障や電源がない時にお手上げですので、紙の地図も用意します。
これには地図で位置を確認しながらストリートビューで周辺環境も確認できるGoogle mapが便利です。

迷いやすいのはツーリングの途中よりも、空港→ホテル→バイク屋→目的地向けの道路に乗るまでの市街地です。
町の全容を掴む地図や、ホテルやバイク店の住所をもとに作った徒歩用拡大図(通りの名前が判るもの)など、複数の縮尺を印刷、切り貼りして、自分が移動する経路図を作成しておくと便利です。
特にバイクをレンタルしてから町を出るまでの地図は重要です。
慣れないバイクに荷物満載で、知らない道を走るわけですから、およその地理は地図で頭に入れておきましょう。

インクジェット印刷の場合、水分でにじんでしまうので、雨対策にはコピーしておいた方が安全です。
また、観光案内所にあるパンフレットの地図にも、日本の高速でもらえる地図のように、優れ物があります。時間があれば空港などで各種GETしておきましょう。

法規・標識・給油

右側通行なのか、左側通行なのか。特殊な法規はあるのか。速度表記の単位は? こういうことは、ガイドブックの「レンタカーを借りる場合」のコーナーや、ネットで調べておきましょう。日本とは違った交通標識もあります。
ちなみに、英国系の国では、キロメーター表示で、左側通行。日本人には全く違和感なしですが、交差点がロータリー形式(ラウンドアバウト)と言う特徴があります。

海外では、ガソリンスタンドはセルフです。基本的には、勝手に空いてる給油機に停めて勝手に給油。給油機には番号が付いていますので、給油が終ったら車両はそのままにして、建物内のレジで「No.3」という風に番号を伝えて金額を払います。
日本のようにカードで精算できるセルフの機械も増えてきましたが、使い方がわからなかったら、基本通りレジで支払うこともできます。

携帯電話など

最近は海外でも携帯電話が国内と同じように使え、非常に心強いです。
携帯を海外で使いたい場合は、各電話会社のHPや窓口で料金を調べてくおいてださい。
通話もパケットも国内とは別設定ですので、ついつい使っていると思わぬ料金がかかることもあります。

自然に囲まれたラリー会場ではWifi環境がないこともあります。ただし携帯はたいていの場合使えます。
スマホを多用する方は、海外用定額携帯や海外用ルーターを短期レンタルする方法がありますのでネットで調べてみてください。
最近はスマホが電子辞書にもナビにもなりますので、使えるに越したことはありません。

お土産

ラリーでは、隣室のメンバーや、仲良くなったメンバーと名刺代わりに、ちょっとしたお土産の交換をすることがあります。あくまで名刺代わりですので、高価な物である必要はありません。
ステッカーや絵葉書、日本の空港にある英語版の日本観光案内パンフレットだって喜ばれます。最近は100円ショップに日本色のある小物がいっぱい売ってますので、ちょっと用意しておくと良いでしょう。 また、折り紙も珍しがられます。折り紙と折り方のコピーなどを用意しておくと、みんなで見ながら折ることもできます。

ニュージーランドでウケたキウイ