国際活動 International」カテゴリーアーカイブ

フランス・インターナショナルラリー2023

世界各国の女性ライダーがフランスで集う
今年のWIMAインターナショナルラリーは、フレンチアルプスで開催されました。
第74回となる今回のラリーでは、世界各国から230名を超えるメンバーが集まり、
ウェルカム/フェアウェルパーティー、パレード、ツーリング、
その他開催国独自のイベントを一緒に楽しみます。

日本から参加するにはどうするの?
申し込みは半年以上前に始まります。ラリーに参加する場合、航空券、レンタルバイク、
ルートの検討など、各自で準備を始めます。最初はわからないことだらけですが、
WIMAでは、メンバーに質問したり相談したりすることができます。
今回、筆者はイギリスから出発し、フランスを縦断してきました。

いざ、フレンチアルプスへ!
今回の開催地はフランス南部のアルプス山脈。
イギリスを出発し、フェリーでドーバー海峡を渡り南下する約1,400kmの旅です。
フェリーでは、至れり尽くせりの日本とは違い、自分でバイクを固定しなければなりません。
ほかのライダーの様子を見ながら奮闘していると、やり方を教えてくれました。
フランスに入ると左側通行から右側通行に変わります。
これだけは間違えると事故につながるため、常に意識しておく必要があります。
開催地まで2泊3日のルートは大まかに決めていましたが、寄り道したくなるのがライダーの常。
一般道を利用して、シャンパーニュ地方ではブドウ畑に圧倒されながら、
小さな町や村を抜けて、バイクを走らせました。ルートの前半は直線道路が多く、
北海道の「天に続く道」や「ジェットコースターの路」の長距離バージョンという感じ、
中盤は国立公園内のなだらかなカーブが続き、リズムよく楽しめる道、
最後はアルプス山脈がドーンと現れ、ヘアピンカーブが連続するアルプスを登っていくという、
フルコースでした。アルプス山脈が目前に迫ってきたときには、ヘルメットの中で
「すごーい!」「アメージング!」、ありとあらゆる感動の言葉が口から出てきました。

ラリーのスタート!ウクライナからもメンバーが参加
夕方、会場に到着すると、4年ぶりに会う懐かしい友人の顔があちこちに。
夜のウェルカムパーティーでは、長距離の走行でお尻が痛いのは私だけではないようで、
疲れているにもかかわらず、椅子に座るよりも立っていたいというメンバーもいました。
ラリーにはウクライナ支部からアレーナとイリーナの2人も参加しました。
2,600kmを走ってきたアレーナは普段キーウの地下に身を潜めて生活しています。
今回の参加は日常になった戦争から一息つくため、
そしてWIMAメンバーの支援に感謝の気持ちを伝えるために来たと言います。
彼女からもらったステッカーには「In God we believe. In WIMA trust!!!
(神を信じ、WIMAを信頼する!!!)」と書かれていました。ラリー期間中は、
フランス支部のメンバーのお薦めルートのツーリングに出かける人もいれば、
会場でのんびり過ごす人もいます。私は、近場のツーリング、蒸留所見学、全員でのパレードのほか、
世界のツーリングやチャリティー活動などをテーマとした、
いくつかのプレゼンテーションに参加しました。

イランの勇敢な女性たち
プレゼンテーションの一つは、中東各国を何度もバイクで訪問しているベルギー人の写真家、
執筆家、教師、グラフィックデザイナー、ライダーなど、
様々な肩書を持つトルゥイによるイランについてのお話でした。トルゥイは、これまでに出会った
「男性優位の社会における女性ライダー」について、執筆や講演活動をしています。
今回は、彼女の友人でもあるイランの女性たちの話を紹介してくれました。
イランでは女性は「ヒジャブ」と呼ばれる布で頭や身体を覆うことが義務付けられています。
また、女性が免許を取得することは法律で禁止されています。
そんな中で人としての権利を手に入れるために行動する勇敢な女性たちに彼女は出会ってきました。
ライダー、スタントライダー兼バイクインストラクター、サイクリンググループ、サーファー、
長距離バス運転手、トラック運転手、タクシー運転手などです。
彼女たちの実情を知ってもらいたいと、
ベルギーの雑誌や新聞にインタビュー記事を掲載してきました。しかし、
2022年9月にヒジャブの着用の仕方が不適切だとして警察に逮捕された女性が、
その3日後に急死した事件をきっかけに、大規模な抗議デモへと発展しました。結局、
多くのデモ参加者が逮捕され、死刑判決に至るケースが相次ぎ、デモは鎮静化してしまいました。
その間も、トルゥイは女性たちと連絡を取り続け、
このような状況下で記事を公開してよいかと尋ねましたが、
女性たちは一様に「こんな状況だからこそ公開してほしい」と答えました。
全国版の新聞にも執筆したトルゥイは、もうイランに戻ることができないかもしれないと言います。
WIMAのメンバーたちは、このプレゼンテーションに涙をこらえながら聞き入っていました。
私自身も、バイクを楽しめることがなんとありがたいことなのかと改めて感じました。
トルゥイは9月から10月にかけて日本をバイクで旅する予定です。
どこかで見かけたら、ぜひ声を掛けてください。

2024年はルーマニアとオーストラリアの2回開催
ラリーでは、刺激的で心を動かされる女性ライダーたちに出会うことができます。
新旧の友人たちと過ごした5日間は、瞬く間に過ぎ、それぞれに帰路につきます。
仕事があるため真っ直ぐに家を目指す人、
キャンプをしながら家までの旅を楽しむ人とさまざまですが、
私は、往路とは別のルートで2泊3日のツーリングを楽しみました。
全日程が晴れという幸運に恵まれ無事に旅を終えたところですが、
すでに来年開催されるルーマニアとオーストラリアで開催されるラリーが楽しみです。
今回のラリーのホストであるWIMAフランス支部、特にリーダーのヴィオレッテに感謝を表します。

文・写真:WIMA 日本支部及び Trui Hanoulle
http://www.wima.gr.jp/(WIMA 日本支部)
http://www.wimaworld.com/(WIMA インターナショナル)
https://truihanoulle.be/move-she-does/(トゥルイ·ハヌレ Move She Does)

2019 インターナショナルラリー in イングランド

2019 International Rally in GB

今年のインターナショナルラリーは、イングランドのピークディストリクト国立公園内で開催されました。1958年から毎年開催されているこのラリーは、世界各国からメンバーである女性ライダーが集まり、ウェルカム/フェアウェルパーティー、パレード、出し物大会、ツーリング、ディスコナイト、その他開催国独自のイベントを、一緒に楽しみます。1週間という期間がまたたく間に過ぎていきます。

今回の開催地、ピークディストリクト国立公園はツーリングには最高の環境です。イギリスの8月は1年で最も雨が多い時期で、ラリー期間中も雨に降られる日が多かったものの、晴れ間を見て楽しむことができました。

定番イベント以外に、今回はIAM Road Smartという英国の安全運転推進機関の女性インストラクターによる座学と路上での講習を受けることができました。担当してくださったのは白バイ歴30年という方で、短時間の講習でしたが、自分の運転を見直すいい機会になりました。また、ブルージョンという世界でも英国でのみ採れる天然石の洞窟も訪れました。

屋内イベントとして、Women Rider’s World Relay(WRWR)の創始者であるHayley Bellを迎えてプレゼンテーションがありました。WRWRとは、世界中の女性ライダーがバトンを渡しながら文字通りリレーで世界をつなぐというものです。オートバイ業界に、こんなにもバイクが好きな女性がいるということを認識してもらいたいという目的もあります。女性用のバイク用品がどのショップに行っても少ない、もしくはあったとしても、ピンク色や花模様というステレオタイプなデザインが多いというのは、世界共通の女性ライダーの嘆きなのです。昨年の8月末から始まった活動ですが、既に19,000名を超えるメンバーが参加しています。また、WIMAが支援するMJ Pikiについてのプレゼンテーションもありました。MJ Pikiは、女性ドライバーが運転するオートバイ救急車を提供する団体で、タンザニアを始めとするアフリカの発展途上国における女性の社会的地位の向上を目指し作られました。今年のラリーでは、募金に加えて、余っているプロテクターをWIMAメンバーが持ち寄り、MJ Pikiに届ける予定です。

2020年にはWIMAの70周年を記念するラリーがドイツで開催されます。どんな楽しみが待っているのやら!

2018 インターナショナルラリー in フィンランド

2018 International Rally in Finland

恒例のWIMAのインターナショナルラリー(国際ミーティング)が、今年はフィンランドで開催されました。会場は、フィンランド南端、ヘルシンキから西へ約180kmの群島国立公園内の、大小のコテージとテントサイト、そしてサウナもある、バルト海に面したキャンプ場です。群島には約25,000の島があり、フェリーを使ってバイクで島から島へと渡ることができます。大型フェリーもあれば無料の動く橋のような小さなフェリーもあり、日本のしまなみ海道を拡大したような雰囲気です。

盛だくさんのラリー、でも過ごし方は自由

ラリー期間中のプログラムは様々なものが用意されていますが、参加はどれも自由なのがWIMA流で、自分のペースで楽しみます。
初日のウェルカムパーティーでは、フィンランド支部のメンバーが水兵さんに扮して出迎えてくれました。ウェルカムディナーを楽しみながら、久しぶりに顔を合わせたメンバーは大盛り上がりです。今回のプログラムは、安全運転指導員のライセンスを持つフィンランド支部メンバーによる安全運転講習、ムーミンワールドや旧市街の散策ツアー、ゲーム大会、木工クラフト体験、エア・ギターコンテスト、カラオケ大会、各国支部出し物大会、バーレスクのパフォーマンスとワークショップまで、バラエティーに富んでいます。他にも、地図とヒントを頼りにチェックポイントをバイクで巡るツーリング、そしてこのチェックポイントがすべて名所で、チャペル、電動バイク(Zero SR)の試乗ができるバイクショップ、元々は刑務所だった敷地を活用したモダンなアパートなど、どこも長居したくなる場所なのです。もちろん、自由にツーリングに出かけるメンバーもいます。
各国支部代表の会議は市役所の一室を借りて行われました。夜はDJが盛り上げるパーティーがあったり、ライブバンドがステージに上がったり、夜中まで楽しむメンバーもいます。WIMAフィンランド支部の設立25周年パーティーも行われました。
そして、ラリーでの最大の楽しみはパレードです。パレードでは、なんとWIMAのために信号がすべて青に!地元の方々には事前に告知されており、沿道ではたくさんの方が手を振ってくれます。やはり日本よりもバイクが社会に受け入れられていると感じます。最後は、フェアウェルパーティでお別れです。

フィンランドの夏

私たちが想像するフィンランドの夏といえば、涼しくて過ごしやすい気候ですが、なんと30度を超える真夏日が続きました。フィンランド人にとっても驚きの暑さだったようです。フィンランドでは、サマーハウスと呼ばれる、いわゆる別荘を6人に1人の割合で持っています。サマーハウスは湖畔にあることが多く、サウナに入り、湖でクールダウンし、BBQをしたり、読書をしたり、とにかく好きなようにリラックスして過ごすのです。日照時間が短く寒さが厳しい長い冬を過ごすフィンランド人にとって、深夜まで太陽が沈まない白夜が続く夏は、寝る時間を惜しんで太陽の恩恵を受ける時期なのです。人間だけでなく、野菜や果物もこの恩恵を受けて、色や味も凝縮されていて、これまで食べたことがないほど甘くて美味しいのです。まさに大自然と共に暮らしている人たちという印象を受けました。

2019年はキュラソーとイギリスの2回開催!

来年は、春にはオランダ領キュラソー、そして夏にはイギリスで、ラリーが開催されます。バイクで走りながらみる世界は、当然ながら普通の観光旅行とは違います。また、現地に一緒に楽しむ仲間がいるというのもWIMAならではです。百聞は一見に如かずですよ!

2017 インターナショナルラリー in エストニア

2017 International Rally in Estonia

WIMAではインターナショナルラリーと称するミーティングが年に1回開催され、世界中のメンバーが集まって親睦を深めます。
今年は、エストニアのヤネダという村でインターナショナルラリーが行われました。

会場に到着すると、エストニア支部のメンバーが歓迎してくれました。
初対面の海外メンバーとの初めての会話はとても緊張しましたが、これから各国支部のメンバーと交流できると思うと、とてもわくわくしました。
しばらくすると日本支部のメンバーが続々とやってきました。慣れない海外で顔なじみの日本支部メンバーと会えると、やはりほっとします。

1日目は、この日に到着するメンバーもいるため、フリーデーとなっていました。
この日は雨で、ツーリングに出かけたメンバーもいますが、屋内で開催されたゲームに参加したメンバーも多くいました。
各国支部のメンバー混合でチームを組み、いくつかのゲームに挑戦しました。
日本支部メンバーが入ったチームがゲームで優勝して、サングラスをゲットしました!このサングラスは翌日のタリン散策で、日差しから目を守るために活躍しました。
その夜はウェルカムパーティーが行われ、エストニアの料理やフォークダンスを楽しみました。
ラリー期間中は、毎晩ダンスやバンド演奏が企画されていて、夜遅くまで踊ったりお喋りしたりして過ごすことができました。

2日目は希望者向けにタリンへのガイド付きバスツアーが組まれました。
タリン歴史地区は世界遺産にも指定されており、赤い屋根と白い壁が青い空に映えて、とても美しい街でした。
バスツアーに参加しなかったメンバーは、ロシアとの国境の町ナルヴァへのツーリングを楽しんでいたようです。
このように、ラリー中はいろいろなプログラムが開催されますが参加は自由で、自分の好きなように過ごすことができます。

3日目には、トレジャーハンティングクイズが行われました。
クイズが書かれた用紙が配布され、各自バイクでチェックポイントを巡ってクイズの答えを探し出し、その正解数を競うイベントでした。
各国支部のメンバーと協力してクイズの答えを確かめたりして、打ち解ける良いきっかけとなりました。

夜にはエストニアの一般の女性ライダーを迎えて、様々な国での交通バイク事情についてのセミナーがありました。
日本支部の代表が、日本のバイクを取り巻く環境やライディングウェア、プロテクターについての発表をしました。
他には米国、英国、エストニアのメンバーが発表を行いました。最も驚いたのは、アルコールを少量摂取しても運転して良い国(州)があるということです。また、米国では州ごとに法律が異なり、旅行者にはとても複雑だと感じました。
その後は参加者との交流会が行われ、筆者は同年代の女性ライダー2人と知り合い、お互いの国について、そしてバイクについての話をたくさんしました。

4日目はフリーデーで、ハンドクラフトショップでエストニアのニットを買ったり、近場をツーリングしたりとのんびり過ごしました。
また、BMW の協力により、無料のライディングトレーニングや試乗会も開催されました。

5日目は、このラリーのメインイベントとも言えるであろう、パレードが行われました。
ラクヴェレ城まで、約50kmの道のりを14カ国から集まった196名のメンバーが隊列を組んで走る光景は、壮観でした。
町を通ると住民の方々が手を振って笑顔で歓迎してくれ、とても感動しました。
その夜は、とうとうお別れの時間。フェアウェルパーティーでは、互いに感謝を伝えたり、別れを惜しんだりしていました。
また、今回の素晴らしいラリーを作り上げてくれたエストニア支部のメンバーにも、皆が感謝を伝えました。

筆者は今回インターナショナルラリーへの参加は初めてでしたが、とても楽しくて離れがたい、素敵な時間でした。
行く前は、言語の壁・文化の違いなどから、うまくコミュニケーションがとれるかどうかを心配していました。
しかし、実際に他の支部のメンバーと会ってみると、それらの心配はお互い様で、こちらが笑顔で話しかければ相手も笑顔になり、WIMAの合言葉である「バイクと笑顔は世界共通語」を実感することができました。

また、今回、筆者は参加しなかったのですが、ラリー開催前に、エストニア支部の企画によりエストニア南部のキフヌ島へ行くツアーがありました。
世界無形遺産に登録されているこの島では、オートバイが女性の移動手段として昔から活用されています。
島の男性はほぼ1年中漁に出ていて、島での生活はすべて女性により営まれてきたそうです。
使用されているオートバイは、すべてソ連時代のもので、サイドカーや木箱がついています。この箱には荷物はもちろん、子供達も乗っています。
島内では、例外的にヘルメット着用義務がなく、制限速度も設けられておらず、スピードが速すぎる人がいれば、声を掛けて注意し合うのだとか。
オートバイが生活に溶け込んだ素敵な島だったそうです。

来年のラリーは、フィンランドで開催されます。

Pikililyを応援するためのチャリテイー・ラン

WIMAインターナショナル副代表(スウェーデン支部メンバー) Åsaのブログをご紹介します。

My 40th birthday fundraising-run in support of Pikilily

私の40歳誕生日記念 Pikililyを応援するためのチャリテイー・ラン

あとひと月で私は40歳に突入します。そこで自分の誕生日祝いの計画を立てています。私は、もう一つのRide&Runチャリテイー・プロジェクト、Pikilily寄金で、30代にピリオドを打とうと思います。PikililyプロジェクトとはWIMAメンバーのClaire Elsdonが行っている活動です。これは、彼女がタンザニアのMwanza州で立ち上げた整備工場の名前で、そこで現地の女性を教育・訓練しバイク整備士として雇用するというものです。このPikililyは、Claireが1年前にアフリカ旅行中に必要性を感じた、女性の雇用を創出し、技能ある整備士をその地域に提供することによって社会に貢献します。詳細はPikililyのウェブサイトをご覧ください。

You tubeで彼女の動画日記も見られます。

http://www.pikilily.com/    https://www.youtube.com/watch?v=Im9uNgWkyoc

Hopefully I’ll be able to ride my bike to Eastbourne and make it a proper Ride & Run

Claireは現在、整備工場の改装と工具購入資金の協力を募っています。整備工場の中に4つの作業場を作る予定で、その作業場のひとつを作るのに私が力になれたなら、本当に意義のある誕生日になるでしょう!

各作業場に必要な物 (1£=約130円):

  • トルクレンチ(大・小)1セット― £50
  • マイクロメーター ― £20
  • ディスク・ランアウト・キット/DTIゲージ― £20
  • ブレーキフルード吸出しキット― £30
  • シザースジャッキ― £20
  • スパナ一式―£20
  • ラチェット及びソケット一式― £50
  • チェーンカッター ―£10
  • オイル、バイク用部品、タイヤの保管棚―£30
  • 廃油受けトレー、じょうご、ドラム缶― £10
  • フィラーゲージ―£10
  • プライヤー―£10
  • ドライバー一式 ― £10
  • ゴム製ハンマー ―£8
  • バイス―£25

上記のほか、Pikililyでは、作業場間で共用する、以下の物が必要です:

  • マルチメーター―£20 (x2)
  • タイヤ空気圧計付きコンプレッサー―£150
  • 油圧式ベンチ(作業台)―£350

何のための行動か?前にも述べましたが、私の自分の誕生日の為に、イギリスのBeachy HeadでEastbourne 10kmを走る予定です。距離は前回のマラソンに比べるとかなり短いのですが、絶景でありながらかなり急勾配の山道という過酷なコースなので、募金の対象に値するものです。誕生日プレゼントをもらう計画ではないのです。ただ景色に溶け込んで走る事を楽しみ、40代への力強い一歩を踏み出したいのです。私の誕生日に、バースデーカードを送ることや、1杯ごちそうしようとか、プレゼントを贈ろうと考えてくれていた人がいるなら、どうかそのお金をPikililyへ向けて下さい。もちろん、そんなことを考えてくれていたかどうかは別として、皆さんからの寄付を歓迎します!寄付金は私に直接手渡して頂いても、Pay Palや銀行(asa@forza.greynorth.net 詳細はこちらへ連絡下さい)を通じて頂いても良いです。それを私の誕生日にClaireへ送ります。Claireへ直接寄付をする事も可能です。Just Givingというクラウドファンディングのサイトから1018日まで寄付が可能です。

https://www.justgiving.com/crowdfunding/Pikilily

できればバイクでEastbourneへ行って、本当のRide & Runにしたいと思っています。

In one month’s time I’ll be turning 40 and I’m planning my birthday celebration. I’m going to end my thirties by taking on another Ride & Run fundraising project, namely raising money for Pikilily – a project run by one of my WIMA friends, Claire Elsdon. In short, Pikilily is the name of a workshop she is setting up in Mwanza, Tanzania where she will train and employ local women in motorcycle maintenance. In this way, Pikilily will serve the local community providing employment for women and providing skilled mechanics in the area – needs that she recognised a year ago when travelling through Africa. For more information, visit Pikilily’s website. You can also check her video diaryon youtube. Claire is crowdfunding to help cover the cost of the refurbishment and tools for the workshop. She is planning to have four workspaces in her workshop and it would be amazing if I could help her fund one of these spaces – that would really make my (birth)-day!

Each space needs:

  • a set of torque wrenches (large and small) – £50
  • micrometer – £20
  • disc run out kit/DTI gauge – £20
  • hydraulic brake bleeding kit – £30
  • scissor jacks – £20
  • spanner set – £20
  • socket set incl. ratchet – £50
  • chain splitter – £10
  • shelving units to store oils, bike spares and tyres – £30
  • oil draining tray, funnel and drums – £10
  • feeler gauges – £10
  • pliers – £10
  • screwdriver set – £10
  • rubber hammer – £8
  • vice – £25

In addition, Pikilily needs the following which will be shared between the workspaces:

  • two multimeters – £20 (x2)
  • one compressor with tyre pressure accessories – £150
  • one hydraulic bench – £350

So, what am I up to with this? As mentioned previously, for my birthday I’ll be running the Eastbourne 10k at Beachy Head. Although the distance is much shorter than what I’ve done before, this is compensated by a challenging course: a rather hilly trail run, but with stunning views. I’m not planning to get a PB, I just want to enjoy the run, take in the view and enter my 40th with a strong stride. If you were planning on sending me a card, buying me a drink or giving me a present to acknowledge my ageing – please let this money instead go towards Pikilily. Of course, your donation is welcome regardless of whether you were intending to get me something or not. You can give the money to me in person or put it on my Pay Pal or bank account (contact me for details: asa@forza.greynorth.net) and I’ll forward the money to Claire on my birthday. If you’d rather donate to her directly, this can also be done. She has a crowdfunding page on Just Giving where you can make your donation before the 18th of October.

Åsaがこのブログを始めた目的

2011年の夏、その頃住んでいたスペインからスウェーデンへの帰省し、その後WIAM GBラリーに参加してからスペインに戻るツーリングを計画していた時に、このブログを思いつきました。女性ライダーというのはまだ珍しい存在で、一人旅の女性ライダーとなるとさらに多くはありません。このブログを書くことで、他の女性が同じような事をするための刺激になればと思いました。充実した旅をする為に、旅行会社は必要ないし、高価なバイクを買う必要もないという事を示したかったのです。ただ、自分の能力に応じた計画を立てればよいのです。自分自身で挑戦さえすれば、多くのものが得られるのです。

 The Purpose

The idea of this blog came to mind 2011 while planing for the summer and the tour from Spain, where I lived at the time, up to my parents house in Sweden and returning by visiting the UK and the annual WIMA rally. Being a female rider is still unusual, even more so if you ride or travel alone. I hope by writing this blog I can inspire other women to do similar things. I want to show that you don’t need travel company or an expensive bike to do great travels. All you have to do is to plan according to your abilities.
If you challenge yourself you have a lot to gain.

鈴鹿8耐

Suzuka 8hours

 2010年7月22日~25日 三重県鈴鹿サーキット

フランス人女性ライダー、マガリー選手の応援に鈴鹿8耐に行ってきました。先週の7月19日に愛知県幸田サーキットの走行会・トークショーでマガリーと鈴鹿サーキットであうことを約束し、2年連続出走という快挙を応援しに7月24日(予選)から25日(決勝)にかけて行ってきました。

24日の予選後にピットでマガリー選手に再会。私たちの顔を見たマガリー選手は参戦するマシンにまたがってみないかと、明日を決勝にひかえ緊張した雰囲気の中、笑顔で話しかけてくれました。WIMAメンバーはバイクにまたがり記念撮影。マガリー選手と同じくフランス人女性でメカニック見習いのセシルとも“パシャ”。明日の決勝は、マガリー選手が目標として掲げていた「完走」を応援していますと声をかけました。

25日の決勝当日、ピットを訪れると、昨日より更に緊張した雰囲気。それでもマガリー選手は私たちに変わらず笑顔を見せてくれました。また、予期せぬことに、グリッドでのパラソルガールも体験させていただきました。
最初は見学したら失礼する予定だったのですが、チームオーナーが、
「最近ナーバスだったマガリーが、WIMAさんが来て下さってから非常に明るくなりました。女性には女性の応援が大きな力になるんですね。ぜひ最後まで居てやってください。」
と言って下さったので、女性ライダーが助け合うWIMAの理念を思い出し、最後までピットでマガリーを応援しようとみんなで話し合って決めました。

いよいよマガリー選手が出走。S字コーナー激観区に移動して応援、手を振り、カメラに納まらない勢いで走ってくるマシンを納めようと、何度もシャッターを押しました。
そのうち、「マガリー選手が・・・」と、実況の声・・・。
「マガリー選手がどうした~!」と、慌ててピットに戻りました。マガリー選手が他のライダーと接触した様子。残念ながら、この事故でマガリー選手のチームは完走となりませんでした。
(幸い、マガリーの怪我はたいした事もなく、その後、フランスでレースに復帰したそうです。)

結果的に、完走という目標は果たせませんでしたが、マガリー選手の果敢な走りに感動とパワーをもらいました。トークショーや8耐を通じてのマガリー選手の誠実な人柄やレースへの取り組みに、一層、ファンとして来年もまたマガリー選手を応援したい、頑張って欲しいと思う気持ちになりました。
感動をありがとうございました!

雷龍の国:ヒマラヤを目指して

The Land of the Thunder Dragon : Heading for Himalayas

シッキムからブータンへのツーリング   レポート: Katrin Hockemeyer

 

旅行会社はそのツアーを「探険旅行的」と説明しましたが、それは決して大げさではありませんでした…。

わたしは、聞いたこともないインドの都市バグドグラにある空港で、同じツアーに参加する人たちと初めて会いました。総勢13人、74歳の埼玉から来た日本人男性1人を除き、全員がドイツ人でした。これまで一度もツアー旅行に参加したことのない私は、このような旅にどんな人がくるのか興味津々でした。ほとんど男の人だろうとか、決して安いツアーでないのでお金のある中高年の人だろうとか、想像していたので、最初は「当たった」と思いました。しかし、驚いたことに私以外にも4人の女性が参加していて、そのうち二人はライダーでした。やったー!1人じゃなかった…。

さらに、とくに女性に嬉しいことには、ツアーガイドは、とても背の高いすごいイケメンのブータン人のテンジンという男性でした。

空港では長居をせずに、すぐに3台のジープに分かれて、ダージリンの南にある山間の小さな町、ミリクに出発しました。2時間ほどの旅でしたが、着いたときにはすでに暗くなっていました。それでも、私たちは、ホテルの前に駐めてあるバイクを見に行きました。

ロイヤルエンフィールド・ブレットは、500ccのクラシック・バイクで、翌日の朝、ミリクの道で試運転したときに、扱いやすいバイクだなと思いました。今回の旅までの私のバイクの経験は、東京近郊の走りやすい道での7,500kmだけだったので、扱いやすそうでよかったと思いました。エンフィールドは右側にシフトペダルがついているものがあり、さらに普通と逆にシフトアップしなければなりません:ローギアに入れるのに上げ、セカンド以降は下げるという具合です。乗りこなせるかわからなかったので、「普通の」シフトペダル車に乗りたいと頼みました。私のバイクはセルモーターが動きませんでしたが、エンジンを喜んでスタートさせてくれるメカニックつきのツアーでは心配ありません。もちろん私は、今ではキックスタートができますけどね(^v^)。

バイクに少し慣れてから、ダージリンに向け出発しました。50kmほどの山道です。私たちはゆっくり走り、道もダージリンに近くなるまでは悪くありませんでした。町まで10kmというあたりから、わたしにはちょっと大変になってきました。道が混んできた上、路面には大きな深い穴がいくつもあり、また、線路を何度も渡らなければならなかったのです。運転に集中するあまり、私は丘からの眺めを楽しむことができませんでした。 .

ダージリンでは、観光する時間があったので、マーケットや有名なトイトレイン(小型の汽車)の駅に行きました。たくさん渡った線路はこの汽車のものだったのです。
もちろん、初めてのおみやげも買いました。本場のダージリン紅茶です。

ダージリンでのハイライトは、タイガーヒルから山々の後ろから昇る日の出を見ることです。そのため、朝4時におきて場所取りに行かなければなりませんでした。残念ながら天気は曇りで、最初は山も見えませんでした。しかしいろいろな国から来た500人もの人々が寒い中、凍えながら朝日を待っている様は、カラフルで楽しめました。
最終的に、日が昇り始めると雲の間に隙間ができ、世界第3の高峰である「カンチェンジュンガ」に光が当たる様子が見えました。早起きした甲斐がありました。

ツーリング2日目は、渋滞で始まりました。さらに悪いことに、再び来た道を、線路をいくつも超えて戻らなければならなかったのです!しかし最悪の事態はその後起きました:50kmほどの急な下り坂です。通常、こういったところには、山の側面に沿って曲がりくねった道をつけますが、ここは違いました。どれぐらい急かというと、10kmほど下っただけで手が痛くなり、ブレーキやクラッチの操作が大変でした。
山は茶畑だらけで、すばらしい緑が青空に映えていました。

私たちは川まで下り、それからしばらく川に沿って走り、橋を渡りました。この橋は、今はインド領となっていますが、かつてのヒマラヤの王国シッキムへの国境でした。

私たちのホテルはとてもよかったです。美しい庭とすばらしいカンチェンジュンガの眺めが楽しめる山のリゾートでしたが、早起きした私たちはとても疲れていたので、早く寝てしまいました。

このホテルは、今朝一番に訪れたペマヤンツェ僧院の近くにありました。この日は、色々な滝やマニ車・タルチョ(祈祷旗)で飾られた神聖な湖などを訪れたりしながら160kmを走破です。

翌日のホテルは、かつてシッキム王国の誕生の地といわれるユクソムにありました。ユクソムはこじんまりした素敵な街で、公園の中にたたずむ白く美しい仏舎利塔や樹齢何百年かを思わせる雄大な巨木がとても印象的でした。

さらに、ホテルの庭からはカンチェンジュンガの美しい山並みを昨日とはまた違った角度から眺めることができました。

翌日は、ほぼ一日中走りっぱなしの予定。でも、この日の目的地までは120kmだけだったため、まだまだ時間はたっぷりあり、朝はゆっくりできました。 ブータンに入って以来、大体朝7時半には出発していたので…。

ところで、この日のホテルへ向かうまでの道ラスト3kmは、私が今まで経験した中で一番運転しにくい道でした。この最強悪路に辿り着くまでにも、道路整備工事をしているところでは砂利道や結構深い砂道だったり、滝の近くでは道(もちろん砂利)にまでかなりの水が流れてきていて、砂利+冠水した道を走るハメになったりしました。

でも、こんな過酷な道を走るのは初めてだったのに…、なんと、一度もバランスを崩すことなく、しかもかなり順調に走ってくることができたのです!そんな自分にビックリかつ感動。そして、最後の最後に満を持して出てきたのが、ラスト3kmの急勾配かつ狭くその上砂利道の180度はあろうかと思われるカーブです。しかししかし、なんとこの道も問題なくやり過ごすことができたのです!今回のメンバーの中では私が一番ヒヨっこライダーだったため、一緒に走っていた人達もこれには感心しきりでした。あぁ、やればできるジャン、私♪…もちろん、冷や汗でTシャツがびしょ濡れだったことはみんなに内緒です(^_-)。

やっとの思いでたどり着いたホテルはとても可愛らしいバンガロー形式のホテルで、近くにはルンテック僧院がありました。家族経営のようで、お母さんがお客や家族のために作っている野菜畑や牛・羊の家畜小屋を案内してくださいました。

翌朝一番にしたことは…、もちろん、ルンテック僧院を見に行くこと。だって、このルンテック僧院はあの有名なラマの本拠地であり、とても大切にされている場所なのですから。色彩が素晴らしく美しかったです。ルンテック僧院を訪れた後、私たちはシッキムから80km程のところにあるカリンポンというところへ向かったのですが、そこがまたひどく埃っぽく雑然としていて独特の雰囲気がぷんぷん漂っておりました。

私たちは、カリンポンからブータン国境を目指すために、さらに少しだけ南下しアッサムの熱帯平原を東に向かって突き抜けて、その後北上してブータンへと向かうルートをとりました。

アッサムでは、地平線に届くほど広がる大農園で女性たちが茶葉を収穫していました。見渡す限り一面の緑は圧巻です。それにしても暑かった…。

個人的意見ですが、今回のツアー日程の中でこの日が一番面白くなかったです。80kmの直線路は大きな穴ぼこだらけでまったく楽しく走ることができませんでした。20cmもの深さの穴があったりもしたんですよ!しかもその穴は近くにならないと見えず,突如として現れるのです。疲労困憊になった上、バイクに乗っていて今まで感じたことのない「怒り」というものがこみ上げてきました。最終的には無事にブータンにたどり着きましたが、ごちゃごちゃした渋滞もあんなに酷い道路もない、とても清潔感がありきちんとした町並みが待っていてくれました。インドからたった300mしか離れていないのにまったくの別世界です。

国境の町プンツォリンからブータン人が最高の聖地とするタクツァン僧院(別名:虎の巣穴)があるパロ渓谷までは100kmほどの道のりでした。タクツァン僧院はいくつかの小さな建物でできているのですが、急峻な岩の壁にはりつくように建てられており、今にも落ちてきそうです。私たちは翌朝タクツァン僧院までの急な山道を登り、そこからの景色を堪能しました。

この日の午後、世界で最も小さいと言われているブータンの首都、ティンプーへ向かいました。そしてそこで国王を発見!国王は大通りにあるお店に一つ残らず入ってショッピングをしていたのですが、国王の行くところ行くところ沢山の見物人がついて回っています。おかげで、ゴ(Kho)という民族衣装を着た警備員達はずっと忙しそうに動いていました。どう考えても、いつも国王が訪れているわけではないと思います。

翌日の行程は、心の準備はしていたものの予想通り非常にハードなものでした。みどころ満載の峠を220kmも攻めることになっていたので、朝7時には出発です。私たちはまず北側にヒマラヤ山脈の壮大な景色を望める場所でバイクをとめました。

次に向かったのは川と川の合流地点に建つプナカ・ゾン。こちらもまた非常に美しい城砦です。
その後、道中で昼食をとったのですが、その時点ですでに夕方目前。まだまだ先は長いのに…。道自体はそう悪くはないものの、私は日が落ちてからバイクを走らせることに少々不安があります。いやおうなしに段々暗く、段々寒くなってきました。本日の最終目的地トンサに近づいた時にはすっかり夜になっていました。ところで、暗くなって気付いたのですが、多くのバイクのヘッドライトが壊れていたのです…。みな無事にホテルまでたどり着くことはできて本当によかった。

トンサ・ゾンはプナカにあったものよりも大きく、より美しいものでした。というのも、トンサ・ゾンは地域行政の中枢機関として使われているだけでなく、僧院としての機能も果たしているからです。赤い袈裟を着た僧侶たちが庭を行き交う光景は、絶好のシャッターチャンスでした!

私たちは、ブムタン地方のジャカルという町まで行きました。翌日お祭りがあるというので、ジャカルには2泊しました。正直に言うと、バイクに乗らない日があるというのもうれしかったのです。

残念だったのは、ブムタンで止まったホテルは、この旅を通じて最悪だったことです。ジャカルでは何度も停電になり、ホテルの部屋には暖房が全くなかったのです。寒くて、ホテルの食事も最悪でした。運悪く、お祭りで町中の予約が一杯だったので、私たちもガイドもどうすることもできませんでした。だから、あまり辛く思わないですむように、夜遅くまでお酒を飲まなくてはならなかったのです(^^)。

もちろん翌朝は二日酔いでしたが、とても素晴らしいお祭りでした。中心的なお寺では、民族衣装を着た踊りが行われており、この辺りの村の人々ほとんど全員が見にきていました。どの家族も最高にオシャレをし、食べ物の屋台や露店がたくさん建ち並んでいました

ブータンを訪れるほとんどの旅行者は、トロンサやブムタンより東には行かないのですが、翌朝私たちが出発すると、さらに田舎になることがわかりました。
まずは、この旅で一番高い山(4,100m)を越えなければなりません。

.昼食のとき、伝統的な衣服を着た小学生の集団に会いました。子どもたちが興味津津だったのは、私たちが持っていたデジタルカメラでした。

道がだんだんと険しくなったその時、事件がおこりました。曲がりくねった下り坂で、アスファルトの上にたくさんの石が転がっているカーブの最中に、フロントブレーキを強くかけ過ぎたのです。後輪が滑り、転んでしまいました。幸運なことにプロテクターを着ていましたし、速度も出ていなかったので、怪我もなくバイクも無事でした。何よりもこの悪路をすでに10日間も走り、うまくやってきていただけに、ショックでした…。

私が最初に転んだわけではなかったことが、唯一のなぐさめでした。ベテランライダーでさえ、何人かは転んでいましたが、グループの誰ひとり怪我することなく、大きな事故もありませんでした。

それでも、だんだん疲れてきました。今日の行程は山道を200km、まだ50km走らなければならず、疲労困憊。カーブや路面状況が悪いので、平均時速は30kmに過ぎません。このツーリング中、3速に入れることなんてほとんどありませんでした。

ブータンでの最後の宿泊地は、ブータンの一番東にあるタシガンという町でした。景色がガラリと代わり、山のどこにも緑の木々は生えていませんでした。温暖で、乾燥した褐色の土地では、草や背の低い木だけが、丘を覆っていました。
そこで一夜を過ごした僧院のゲストハウスは、眺めが素晴らしく、とりわけ夕陽が綺麗でした。

翌日は200km南下して、インドのアッサムとの国境にある活気に溢れた町サムドゥプ・ジョンカまで行きました。到着前の25km(!)も工事中の道を走らなければなりませんでした。基本的には、道らしき道もなく…、砂利だらけ、砂だらけ、水だらけで、信じられないほど埃っぽくて、細くて狭い道を走っていくその先からトラックが次々近づいて来て、砂深い道ですれ違いです。すっかり太陽が傾いて、視界は悪くなり、埃が舞いあがっているので全く前が見えませんでした。サムドゥプ・ジョンカのチェックポイントに辿りつくと、私はただただホッとしました。みんなも同じだったと思います。「探険旅行的」ならではですよね(^_-)

最終日、国境を越えてグワハティ市まで行かなければなりませんでした。ここで大きな障害となったのは、インドの交通渋滞が酷かったことです。私にしてみれば、東京で普通にバイクに乗るほうが、工事中の道を25km走るより全然ラクでした…。

私を含め多くの人が最終日当日にデリーまで飛行機で帰ることにしていたので、きちんと別れを告げる時間があまりなかったのが残念でした。2週間一緒に過ごしてきた人たちと急に別れなければならなかったのは、とても悲しかったです。今回は、私の最初で最高のグループ旅行になりました。今度は、世界で一番高い場所を車(とバイク)で走れる道路があるラダに行くツアーを予約しようかと思っています。

◆インフォメーション

・総走行距離:約1,700 km
・旅行会社:アジアバイクツアー社(Asia Bike Tours:オーストラリア人男性の経営、信頼性高い)
http://www.asiabiketours.com/
・ツアー中はドイツ語と英語によるガイド、しかしオーストラリア人とドイツ人参加者がほとんど
・ブータンツアー料金:2,777ユーロ/ライダー(フライト代金を除く)
・旅行者は一日あたり200USドル(宿泊費と食費を含む)必要なため、ブータンへの旅費は高額
・宿は満足:お湯の利用がほぼ可能

【メンバーより一言】
Katrinはドイツ出身で日本在住6年で,日本語は「まぁまぁ」話すことができるそうです。WIMAとの出会いは2009年9月高速道路のサービスエリアで受け取った日本ラリーのフライヤーがきっかけでした。人生を楽しむ素敵な女性を仲間に迎えることができて嬉しいですね。